子ども予防接種の考え方

 病気はかかってしまったら速やかに治療する事が非常に重要です。またそれと同時に、病気にかからないように努めることもとても大切なことだと思います。日常の手洗い、うがいやマスク着用はご家庭で実施可能な予防手段です。

 医療機関での有効手段として予防接種が存在します。特に重症な病気の場合は、かかってしまってからでは治療が困難ばかりでなく、時に生命にかかわることもあります。病気にかからないようにするために予防接種は非常に重要な手段と考えます。

 例えば肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンがあります。肺炎球菌やヒブは中耳炎や肺炎などの呼吸器感染症の原因となり、適切な抗菌薬治療が必要となります。稀ではありますがこれらの菌は細菌性髄膜炎を引き起こします。私自身もこの病気にかかった子どもたちの治療にあたったことがありますが、子どもたちの命が奪われたり、水頭症などの重い後遺症を残したりとつらい記憶があります。

 2013年度から肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの定期接種が導入され、それ以降これらの菌による細菌性髄膜炎はほとんどみられなくなりました。

 予防接種には注射による恩恵(メリット)と注射による副反応(デメリット)があり、それらを接種する医師と接種を受ける患者様およびそのご家族が理解する必要があります。

 ネルソン小児科学第19版には、予防接種は最も有益かつ費用対効果の高い疾患予防法の1つである。小児期にみられるワクチンで予防可能な他の疾患(VPD)の大半は当該ワクチン開発と比較した場合に年間発生率が99%以上減少している、と記されています。このように予防接種は、子どもたちの命を守る非常に有効な手段であることを忘れてはなりません。

 

 子どもたちへの予防接種による健康増進にこれからも努めていきたいと思います。


院長 神山 浩

予防接種スケジュール

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールについて

日本小児科学会は、推奨予防接種スケジュールとその変更点を2022年4月8日(更新版)に公表しました。

お子様の予防接種スケジュールの基本となる考え方ですので、以下にその内容を引用添付させていただきます。


当クリニックの初回予防接種(2か月デビュー)では、各予防接種の良いところ(メリット)と副反応(デメリット)について、細かくお話をさせていただきますのでご安心ください。


また、その後の予防接種スケジュールについても、「何をいつ受ければ良いか」について、「日付入りの具体的なスケジュール表」をお渡ししますので、ご心配なくご来院いただきたいと思います(下記のスケジュール表を覚えていただく必要はございません)。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールとその変更点について(2022年4月8日版)

日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会(更新:2022.4.8)作成から引用

5歳から11歳のコロナワクチン接種予約(令和4年8月20日発信)

9月17日(土)受付中
お電話でのご予約をお願い致します。
*2回目接種は3週間後の10月8日(土)
*朝は回線が混み合っており10時30分以降でお願いします。

◉接種は強制ではありません。

厚生労働省や日本小児科学会のホームページをご覧いただき、予防接種の効果と副反応のリスクの双方を充分理解していただいた上で、接種を受けるかどうかご検討いただくことを推奨します。


接種前の問診でご家族のご不安に対する回答をさせていただきます。